路線バスPRイベント大にぎわい/クロスピアくみやま

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久御山町のまちの駅クロスピアくみやまで1日、「クロスピア市」が開かれ、路線バスをPRするイベントに町内外から多くの人々が集まり、大いににぎわった。
この日に運行100周年を迎えた京都京阪バス㈱(綱手正志取締役社長)=本社・八幡市上奈良=が、公共交通の活性化に向けて地域を運行する路線バスをPRしようと企画。まちの駅クロスピアくみやま運営協議会との共催で開いた。

イベント開始前、クロスピアの建物を一周するほどの長蛇の列

イベントでは、同社の路線バスをモデルにしたオリジナルトミカが先行販売されるとあって、来場者が開始2時間前の午前8時から行列。開始直前にはクロスピアの建物を一周するほどの長蛇の列ができた。お茶のまち宇治などを走る、3本の緑のラインが入った京都京阪バスのミニカーを多くの人々が買い求めていた。中には遠路、岡山から買いに来たという人も。

先行販売された京都京阪バスオリジナルトミカ

また、マグネット、缶バッチ、巾着袋、バスのシートと同じ柄で作られたクッションなどのバスグッズも販売された。
100年前の大正ロマンをモチーフにした内装をほどこした路線バスの展示では、運転席に座ったり写真撮影する親子の姿。模擬店の出店や町による公共交通のアンケートも実施された。
同社管理部石川秀一次長は「バスの魅力を身近に感じていただき、地域の企業さんや住民さんとの交流を図ることができ、ひいては久御山町の産業の活性化に寄与することを期待しています。本日は予想以上のお客様にご来場いただき、次の100年に向けて頑張る活力をもらいました」とうれしい悲鳴を上げていた。

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