3年ぶり、にぎわい戻る 3万人超来場/JOYO産業まつり
堀井会頭(左から2人目)らがオープニングのテープカット

第43回「JOYO産業まつり」が3日、文化パルク城陽で開かれ、3年前と同数の3万2000人もの市民でにぎわった。テーマは「進めよう、新しいJOYO」。過去2年はコロナ感染拡大防止のため中止となり、待ちに待った市民らが朝早くから会場を埋め尽くした。ものまねタレント・西尾夕紀さんやマルチに活躍する大奈さんをメインゲストに迎え、水上ステージでは、踊屋本舗・響や佐伯幼稚園、芽生え幼稚園、せいじん保育園などが出演。全国各地の名産品を集めた『いいもの発見フェア』も大盛況だった。

『五里ンジャー』は子供たちに大人気

市内の商工業者の元気さを広くアピールする「文化の日」のイベント・JOYO産業まつり。11月3日は『晴れの特異日』として知られ、3年ぶり開催のこの日も絶好の日和に恵まれた。
開会時間は午前10時だったが、待ちわびた市民らがオープニング前から数多く訪れ、城陽商議所の堀井美郎会頭、奥田敏晴市長、谷直樹市議会議長らが華々しくテープカット。開会式には、国内姉妹都市・鳥取県三朝町の松浦弘幸町長も姿を見せた。
会場では、城陽のまちを盛り上げる『五里ンジャー』が練り歩いたほか、午後1時30分ごろには、市内で熱心に普及に取り組む『ひょっとこ踊り』の披露も行われた。

全国の名産品を集めた「いいもの発見フェア」

全国津々浦々の名産品を集めた『いいもの発見フェア』は、「全国を旅しなくても都道府県の名産品が一会場で手に入る」と、ファミリー層に人気。お店応援キャンペーン(11月中)の期間中でもあり、キャッシュレス決済『PayPay』で支払うと最大20%のポイント還元が受けられるうれしい特典もあった。

競技熱が高まる「ボッチャ」を楽しむ来場者たち

また、大会議室では、NPO法人京都スポーツ・障がい者スポーツ推進協会の運営協力で『やってみよう!あそびたいけん』が開かれ、東京パラリンピックを契機に競技熱が高まる「ボッチャ」に熱中するシーンも。さらに、ロビーでは『バーバリウムをつくってみよう』も人気を集めた。
プラムホールでは市音楽団演奏、暴太郎戦隊ドンブラザーズショー、市文化協会ステージ、おかげ踊りを広める会が出演。大奈ステージショーでは、子供たちとサンガの応援歌を披露。西尾夕紀ステージショーも盛り上がった。ふれあいホールでは、近畿砂利協同組合(桧原信司理事長)による「砂で遊ぼう!砂絵づくり」が開かれた。

大奈ステージショー(プラムホール)

さらに、「プラネタリウム」では、文パルの指定管理者・公益財団法人城陽市民余暇活動センター(安藤洋二理事長)が「オーロラが私たちに語り掛ける素敵なメッセージ2022」を投映。文パル屋外では国内姉妹都市・鳥取県三朝町の「足湯コーナー」や特産ナシの販売も大好評。地元事業所・団体・行政など48ブースがテントを並べ、午後3時の閉幕まで大いににぎわった。