現場の「生の声」に触れる/宇治田原・維孝館中「職業セミナー」

宇治田原町立維孝館中学校1年生の職業セミナーが17日に開かれ、現場の「生の声」に触れた。
様々な仕事を調べることで、社会を見る眼、職業選択の幅を広げよう―というセミナー。
1年2クラス67人が5つのグループに分かれ▽車のディーラー(京都日産自動車㈱カーライフアドバイザー)▽薬剤師(㈱アピスファーマシー取締役)▽ダンサー▽保育士(町立保育所長)▽警察官(田辺署生活安全課)から、その仕事を選んだ理由、就職過程、具体的な業務内容などについて講義を受けた。
この中、軽快なミュージックに乗って講師を担当したのはダンス・ヨガ・インストラクターとして活躍するNAOKO(西尾奈緒子)さん。
ダンスを始めたのは17歳と、やや遅かったが、音大でミュージカルに没頭。24歳からはUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)専属ダンサーとしてパレード、ハロウィン、クリスマスなどを盛り上げてきた。
現在は大津市でゴールドキッズダンスチームも率いており、まずはリズムの取り方を座学で指導。「サビの部分はガッツリとユニゾンで揃える」など、生徒たちの若い感覚に訴えた。
そして、後半はYOASOBI「群青」でレッツ・ダンス。最初の「決めポーズ」から一連の振り付けをビシ・バシッと指導した。【写真】
生徒からトレーニング方法を聞かれると、「体感を鍛え、音を良く聴くこと」と答えたNAOKOさん。
ダンサーへの道は…まず好きになること。「続けることが一番大切」「いつか花咲く」と熱い「WAVE」波動を放った。