アリーナで高らかに吹奏楽/京田辺バンドフェスティバル
軽快なリズムを奏で踊り手も会場を盛り上げた田辺中学校吹奏楽部

第6回京田辺バンドフェスティバルは29日、田辺中央体育館で開かれ、アリーナに用意した300席は家族連れなどで埋まり、立ち見が出る盛況ぶりだった。
市文化協会(潮義行会長)が主催する市民音楽祭の一環として、京田辺音楽連盟(山際雅詩会長、15会員)が主管。
市・市教委後援で、市内で活動する吹奏楽団・部など8団体が出演した。
市内の楽団が一堂に会する吹奏楽の祭典で、リアルな音色と迫力を味わってもらう。
江口理紗さんの司会進行で潮会長が開会挨拶。
上村崇市長も「音楽はみなをつないで文化を高める」とその力に期待を寄せた。

チアリーディングサークルLovely Angelsが熱く演技した

ステージは、市内小学1~6年生17人などからなるチアリーディング「Lovely Angels」のパフォーマンスで華やかに幕開け。
軽快なジャンプやリフトもエネルギッシュに、シニア層も楽しんでもらう「東京ブギウギ」のBGMにもダンスを合わせ、客席を魅了。
ワタリドリ(アレキサンドロス)のリズムに乗せた子どもたち創作のオリジナルダンスも披露してみせた。

田辺中部員たちが代わる代わるMCも

吹奏楽の一番手に田辺中学校吹奏楽部が登場。
部員たちがMCで盛り上げ、「宇宙戦艦ヤマト」「ドラえもん」でダンスも織り交ぜ、会場のムードは上昇。
「風のプロフィール」「風になりたい」で息の合った演奏を繰り広げた。
このあとも、児童生徒と大住シンフォニックバンドも順に出演し、スペシャルゲストに招いた全日本吹奏楽コンクール金賞受賞の龍谷大学吹奏楽部の演奏に市民らは酔いしれた。