地域課題に多彩なアイデア/東宇治高で「全体発表会」

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府立東宇治高校(中村健史校長)で17日、1年生による「地域探究全体発表会」が行われた。授業「総合的な探究の時間」の一環。代表者が視聴覚室で発表を行い、他生徒はその様子を教室でオンライン視聴した。
生徒らは約半年間、地域の商工業者やNPO、市役所職員らの力を借りながら、地域の課題解決に向けてアイデアを出し合ってきた。今月10日には、課題ごとに分かれたクラスで全員が発表し、代表が選出された。「全体発表会」は、その代表らが登壇した。
このうち、「黄檗にある萬福寺を中心に京阪沿線ににぎわいをつくる」という課題に挑戦したグループは、クラスアンケートを基に「春節まつり」のアイデアを披露。屋台などの出店や漢服のレンタルなどを提案した。
最後に講評に立った橋本祥夫・京都文教大学教授は「課題を自分事として捉えることが大切。皆さんが学んだ探究プロセスは、将来に渡って役に立つ」などと語り掛けた。

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