城陽で暮らそう!/市HP特設サイトを開設
若年層や転入促進に向けに開設された市HP「特設ページ」

城陽市は、若年層を中心とした人口増、転入促進を図るため「住みたい」「子育て、仕事をしたい」という人が必要な情報を入手しやすいように…と、住まいや子育て、学校・教育、就労・起業などに関する施策を集約した市HP特設ページ『城陽で暮らそう』を開設した。
市秘書広報課職員が手作り。まず、トップページの芝生上で若い夫婦と幼い子供2人が憩う画像(同市と有料で契約しているソフトウェア会社がユーザー向けに提供している素材)をクリックすると「子育てのこと」「学校・教育のこと」「就労・起業のこと」「住まいのこと」「おでかけスポットなど」の各ページが容易に検索できる。
さらに「子育てのこと」なら出産・産前産後、保育所・幼稚園、手当・給付金、相談・支援など閲覧者が知りたい項目が選べ、子育て世代の移住後ライフプランが描きやすい工夫がされている。
同市は、奥田敏晴市長が提唱する『NEW城陽』の名のもとに新名神を起爆剤とした大規模プロジェクトを進め、まちの活性化を図っているが、進学・就職を機に若い世代が市外へ流出し、人口減少に歯止めがかかっていない。一方、近隣の京田辺市は人口増加が続いており、数年後に逆転される危機感もあるようだ。
このため、若い世代に情報が届きやすいツール「インターネット」を通じて出産・子育て、教育施策等をアピール。転入増加につなげるため市HPに検索しやすい「特設ページ」を新設。保育所待機児童ゼロ(国基準)、辻奨学金など独自施策も紹介している。
今後は、共働き世代に魅力的な小中学校完全給食を50年以上前から実施している実績などを加えて特設ページの内容をさらに充実。『子育てしやすいまち』をアピールしていく方針。
市HP特設ページに関する問い合わせは市秘書広報課広報公聴係℡0774‐56‐4051まで。