菜の花と青・赤色オブジェ/京田辺市普賢寺
観音寺周辺の菜の花畑にバリアフリー回廊とオブジェが設置されている

毎年この時季に黄色い花々を咲かせる菜の花。
見ごろを迎え、府南部の名所である京田辺市普賢寺の大御堂観音寺周辺は今年も黄色い絨毯(じゅうたん)の装いができあがりつつある。
鮮やかな黄色を咲かせる菜の花は市観光協会が手入れ、管理を行い、市民と観光客が心待ちに訪れるスポットになっている。
コロナもひと段落つき落ち着きを見せ始める中、多くの人を待ちわびるかのよう―このタイミングに合わせて京田辺農福観地域づくり協議会は2021年以来、車いすやベビーカーを利用する人たちが目の前で菜の花に触れ、その香りも楽しめるようスロープを設置している。
竹の手すりを備え「菜の花回廊」と名付けるスロープに加え、同協議会主催でブランチ松井山手を会場に年4回開くラブ京田辺マルシェのロゴを映し出し青・赤色がくっきり浮かぶオブジェも初登場。
同協議会の岡本和雄会長は「菜の花の黄色をはじめ、青と赤色を入れて写真撮影も楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
木製オブジェは今後もマルシェなどの会場を彩るという。
普賢寺菜の花摘みは25日(土)~4月2日(日)。無料。
期間中の土・日は普賢寺ふれあいの駅で菜の花マルシェも行われる。午前10時~午後4時。