桜と焚き火と音楽と♬/久御山・まちのがっこう2023
オープニングを飾る「わたるとかぞく」のステージ

久御山中央公園の再整備後の活用方法を探る実験イベント「くみやま・まちのがっこう2023」が2日に開かれた。町内外から多くの家族連れらが同公園を訪れ、春の一日を満喫した。
同公園を楽しく活用するために集まった住民主体の運営組織「KUMIDAN(くみだん)」の主催。町建設課が共催。「食」をテーマに交流や憩いを生み出し、まちを活性化する「まちのにわ構想」実現に向けた取り組み。
町は今年度予算を「絆の再構築予算」と位置づけ、コロナ禍で希薄化した地域コミュニティの復活を目指す一環として、この「まちのがっこう」の開催支援を盛り込んでいる。
今回のテーマは、「さくらと焚き火と音楽と♬」。同公園の芝生広場の周囲の桜は「散り始め」とはいえ、まだまだ美しく咲き誇る、イベントに彩りを添えた。
芝生広場ではたこ焼き、から揚げなどのフードのほか、昔懐かしい千本引き、占い、ネイルなどの物販・ワークショップのブースが並んだ。ステージの周囲では花苗、地元の新鮮野菜なども販売され、大人、子供でにぎわった。

自転車ツアーで東一口に出発!

ステージではイベント開始から終了まで次々と出演者が登場。音楽、太極拳、ダンスなど、自分たちの趣味を存分に披露していた。
このほか自転車ツアーも。ガイド2人の案内で、のどかな田園風景を眺めながら東一口地区へ。「京都の自然200選」にも選ばれている前川堤の美しい桜並木を堪能した。ツアーに参加した町内在住の女性2人は、「久御山に住んでいるけど、(前川堤の桜は)見に行ったことがない。楽しみ」と、笑顔で出発。道中では、野菜直売所にも立ち寄り、トマト、ブロッコリー、イチゴなどを買い求めた。