色濃く 2万房のフジ/宇治・平等院
優美な姿を現し始めたフジ(13日午前8時撮影)

宇治市の世界遺産・平等院にあるフジが、流れる滝のように優美な花を咲かせている。例年より1週間から10日ほど早い開花。見ごろは、15日(土)ごろから1週間~10日程度の見込みだ。
境内の観音堂横にあるフジ(ノダフジ)は樹齢約300年と言われ、香り、色とともに、古くから「地擦りのフジ」と呼ばれる長さが特徴。現在は高さ約2㍍のフジ棚から約60~70㌢垂れ下がっており、上部が開花。生育すると1㍍を超えるという。
管理をする京阪造園㈱の多田薫さんは、「昨年の約1万2000房を上回り、1万8000~9000房となる見込み。朝晩の冷え込みのためか、今年は色が濃い」と話した。
神居文彰住職は「ノダフジの花言葉は『決して離れない』『歓迎する』。コロナ禍を超えていく意味が、ここに隠されている気がする」とコメントした。
拝観時間は午前8時30分から午後5時30分。