キリシマツツジ見頃に/城陽・水度神社

新緑が美しい季節を迎え、城陽市寺田の鴻ノ巣山散策道では、朝夕を中心に多くの市民がウオーキングに励み、健康維持に努めている。
その登り口にあたる水度神社(水田清比古宮司)では、本殿周囲に植えられている深紅色のキリシマツツジが見頃を迎え、木々の緑とのコントラストが地域住民の心を癒している。
以前は、水度神社の春祭り(祈年祭)が執り行われる4月29日ごろに満開を迎えていたキリシマツツジだが、このところは温暖化の影響もあり、見頃が早まる傾向にある。
その中でも、とくに今春は開花が早く水田宮司によると「今年は昨年より1週間早い、今月5日ごろ開花した」という。境内の日当たりよって多少、花の遅い早いはあるが、この1週間ごろが最も見頃となりそう。
新緑だけでなく、室町中期建立の本殿は、平成と令和の時代をまたいで修復工事が行われ、2019年秋に竣工したばかり。本殿の鮮やかな朱色が見事に復元され、キリシマツツジの深紅色との絶妙のハーモニーが楽しめる。
ぜひ、この美しい景色を観賞に天気の良い日を見つけて、寺田の氏神さんにお参りしてみては。