庭園染める 紅白の花々/宇治・三室戸寺
色鮮やかなツツジが庭園を彩っている三室戸寺

西国観音霊場十番の札所で知られる宇治市菟道の三室戸寺(伊丹光恭住職)で、ツツジが見頃を迎えた。春の新緑に紅白の色鮮やかな花々がマッチし、園内を美しく染めている。
庭園には2万株の平戸ツツジを中心に約30種類のツツジ、1000株の西洋シャクナゲが咲き誇る。伊丹住職によると、例年は5月の大型連休に見ごろを迎えるが、今年は開花が約2週間早まっているという。
20日は、前日の雨模様から一転して、日差しがまぶしい1日となった。小鳥のさえずりが聞こえる中、日陰でスケッチを楽しんだり、日傘を持ちながら境内をゆっくり散策する人たちの姿がみられた。
5月14日(日)まで。開園時間は午前8時30分~午後3時40分(最終受付)。拝観料は大人1000円、小人500円。