市特産「花しょうぶ」の魅力を発信/城陽

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アフターコロナに向けての需要拡大を狙い、城陽市内の生産地などで25日、花しょうぶ応援キャンペーンが開かれた。奥田敏晴市長と、フラワーアーティストの前田有紀さん(元テレビ朝日アナウンサー)を迎えたトークイベントがライブ配信された。
京都府の花き振興ネットワーク(谷則男会長)が主催した。コロナ禍の3年間、いけばな教室の開催自粛や催しの中止で需要が激減したため、消費拡大や生産者の意欲向上を目指して開いたPR活動。
この日の午前10時、前田さんによる産地訪問の形式で、市消防本部東側にある花しょうぶの生産地から実況中継。奥田市長が城陽の紹介をした後、谷会長が花しょうぶの歴史や栽培方法を伝えた。
トークでは、市の花でもある花しょうぶが、茶・梅・イチジクなどと共に四季折々の特産物になっていること、豊富な地下水を利用し19世紀末頃から生産が始まったこと、花開いた物が消費者に届くよう小さく固いつぼみの段階で出荷することなどの紹介があった。
続いて前田さんは、同市長池にある花しょうぶの出荷作業中の農家を訪問。午後には、市役所4階でフラワーアレンジメントの実演を行った。
イベントの模様は、前田さんのインスタグラム@yukimaeda0117で見ることができる。

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