マダケの花開く/宇治市植物公園
稲穂が開いたような形のマダケの花。雄しべが垂れ下がっている

宇治市植物公園で、マダケの花が咲いた。マダケの開花は、120年周期と言われている。
花を付けたのは、1996年の開園当初から植栽しているマダケ。場所は「秋のゾーン」で、植栽の一部ながら、低い位置にも咲いており、間近に見ることができる。
同園でマダケが花を咲かせたのは初めて。通常通りの管理をしていたところ、スタッフが、稲穂のような独特の形をした花を見つけた。竹の専門家でも、開花のメカニズムなどについては研究中で、謎が多いという。