「光る君へ」3市協定締結/紫式部ゆかりの宇治、越前、大津
紫式部像の前で協定書を掲げる(左から)山田越前市長、松村宇治市長、佐藤大津市長

「大河ドラマ『光る君へ』を契機とする紫式部ゆかりのまち宇治市・越前市・大津市連携協定書」の協定式が10日、福井県越前市の紫式部公園で行われた。
協定では目的を、「紫式部ゆかりのまちとしての共通の観光資源を持つ3市が、2024年放送予定のNHK大河ドラマ「光る君へ」を契機とし、平安時代の歴史文化等を活用した観光の取組等について連携・協力することにより、観光振興による地域活性化を図ること」としている。具体的には、情報共有・発信、協議を行う。
この日は、松村淳子宇治市長、山田賢一越前市長、佐藤健司大津市長が協定書を取り交わした。
松村市長は、「ドラマと連携して取り組みを実施するため『紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト』を立ち上げ、連続講座やドラマ展など〝ほんまもん〟の平安時代が感じられるような準備を行っている。連携した3市は紫式部の生涯の中で異なる時間との関わりがあり、訪れる人が広域的に観光し、広報や啓発を連携できるよう、皆さんと一緒に取り組んでまいりたい」とコメントした。