鵜飼シーズン 安全を祈願/宇治市観光協会
鵜飼の安全祈願祭で玉ぐしを捧げた中村会長

宇治市観光協会(中村藤吉会長)は1日、宇治塔川にある観光センター1階で川開きの安全祈願祭を開いた。同協会や㈲宇治川観光通船の関係者ら25人が参加し、期間中の安全を祈願した。
宇治川の鵜飼は同日夜、祈願祭に続いて開催予定だったが、降雨と河川増水のため延期となった。この日は、宇治神社の花房義久宮司が同所を訪れ、神事を執り行った。
中村会長は「新型コロナによる規制のない鵜飼が数年ぶりに行われる。今年3月には保津川下りで痛ましい事故があった。安全と安心に十分配慮し、皆さんと一緒に祈願していきたい」と挨拶した。
開始日が決まり次第、ホームページなどで知らせる。期間は9月30日(土)まで。場所は、府立宇治公園中の島喜撰橋周辺。悪天候およびダム放流による増水時には中止することがある。問い合わせは宇治市観光協会℡0774‐23‐3334。