新庁舎、新ふれあいセンターが竣工/井手
入口で行われた竣工式のテープカット

井手町の新庁舎=井手東高月8番地=で8日、業務開始を前に、竣工式典と内覧会が開かれた。多くの参列者が、新庁舎と、併設の新山吹ふれあいセンターの竣工を祝った。

議場を見学する住民たち

式典で挨拶に立った汐見明男町長は、建設の経過や今月18日、業務開始となる新庁舎・新ふれセンの特徴に触れた上で、「井手町の輝かしい未来に向けて、住民生活が向上するよう、行政サービス・施策を進めていく」と話した。また西島寛道町議会議長は、「バリアフリーで、誰もが利用しやすい快適な庁舎として期待されている。町議会としても、住民の皆さまに開かれた議会づくりに取り組んでいく」と挨拶した。

図書館の児童書エリアに設けられた「おはなしルーム」

来賓祝辞などに続いて、島田智雄副町長が建設事業の経過を述べるとともに、新庁舎・新ふれセンの設備を紹介した。
参列者は続いて1階に移動。まちづくり協議会が用意した餅つきで竣工を祝い、北入口でテープカットを行った。その後、各班に分かれて新庁舎・新ふれセン内を見学した。
午後からは、住民向けの内覧会が行われ、老若男女多数の人が訪れた。町長室や議場内にも足を踏み入れ、新ふれセン内の図書館や茶室に目を見張った。屋外では乗車できるミニ新幹線が走り、子供たちを喜ばせた。
孫と共に来訪したという町民は、「立派でびっくりした。大き過ぎなくて、ちょうど良い感じ。図書館も同じ場所にあり、良いですね」と話していた。