初企画「ARスタンプラリー」開催/宇治橋通り商店街
クラフトビール夜市と同時開催するARスタンプラリーへの参加を呼び掛ける佐脇理事長(左)とイベント協力企業の古川至さん

宇治橋通商店街振興組合(佐脇至理事長)は28日、スマホアプリを使って3Dデジタルアートを集めることで1000円の商品券が当たる「ARスタンプラリー」を、8月5日(土)に同商店街で開かれる「スマイルサタデー・クラフトビール夜市」と同時に開催することを発表。今年度のテーマは「面白いを創造する商店街(まち)」。同ラリ―とのジョイントで、今まで以上に「面白さ」を感じてもらう。
同ラリーは、今回で7回目となるクラフトビールの魅力を伝える「夜市」の特別企画として初めて実施される。同組合とカナダのベンチャー企業「Continuum・Socia」との連携。

3Dデジタルアートの獲得画面

ラリ―に参加するにはまず、同社が開発したスマホアプリ「CyberTrophy(サイバートロフィー)」をダウンロードする(無料)。設けられた2つのコースのどちらかを歩き、3Dデジタルアートの半径100㍍以内に入ると、スマホのカメラを通してアートが現れ、これを画面上の「獲得」を押して次々と入手していく。
ラリーコースは2コース。宇治市のゆるキャラ「ちはや姫」、「ちゃちゃ王国のおうじちゃま」、同組合加盟店の「星乃パン太郎」などという7つを集める「宇治橋通りコレクション」と、宇治を舞台とする人気アニメで聖地となっている8カ所を巡る「聖地巡礼コレクション」が準備されている。どちらかをコンプリート(全て集める)ことで、同商店街で使える1000円の商品券が100人に当たる抽選に応募できる。
ラリーの開催期間は、夜市の開催日の5日を含め、8月4日(金)~14日(月)。
同商店街のイベントに、このARスタンプラリーで協力する同社のコンサルタント・古川至さんは、「宇治橋通り商店街には、市民の皆さんが利用し、また多くの観光客が来るという二重の素晴らしさがある。サイバートロフィーを活用してもらい、商店街とともに宇治の観光資源を盛り立てていければ」と述べた。
 佐脇理事長は「取り込んだ画像はスマホ内に残り、ずっと使ってもらえるのが魅力。ラリーに参加して、宇治橋通りを端から端まで歩いてもらい、商店街のことをもっと知ってもらえたら」と述べ、多数の参加を呼び掛けた。
なお、同商店街の夏の恒例イベントの夜市は、5日午後3時~午後10時まで、服部医院~お茶のかんばやし間を歩行者天国として開かれる。今回は13社が出店する予定で、これまでと同様に参加者にクラフトビールの「ものづくり」と「食文化」を知ってもらい、そのおいしさ、楽しさを体感してもらう。