移住相談窓口「京都いで暮らしナビ」開設/井手
まちづくりセンター椿坂に看板を設置

井手町は移住に関する相談に個別に応じることができる相談窓口「京都いで暮らしナビ」を27日、まちづくりセンター椿坂=井手石橋44=に開設した。
京都府から「京の田舎暮らしナビゲーター」に認定された町「地域おこし協力隊」が相談に乗る。住居や仕事のことなど、ワンストップで対応する。移住後のサポートも行うという。
担当する「隊」職員の與世田信忠さんは、井手町に移住して4年目。「京都駅までJRで約30分。ほぼ座れる。この利便性で、自然環境が良いのが魅力。家を買う前に賃貸で住むこともできる。相談者のさまざまなニーズに寄り添った対応をしたい」と話す。

町の子育て支援策が一覧できる冊子を作成

町は0~18歳までの医療費無料化など、府内トップクラスの子育て支援策を実施している。その施策が一覧できる冊子「井手町子育て/Life Book」も作成。子育て世代に分かりやすく紹介する。冊子は同センターの他、町役場などで入手できる。
西垣義郎参与は「今後、国道24号井手城陽木津川バイパスができ、より便利になる。行政としては、小規模自治体だからこその丁寧なサービスを提供したい」と力を込める。
開設日時は、火・木曜日午前9時30分~正午、午後1時30分~4時。℡0774‐82‐6170