T―SQUARE京都男子が優勝/全国小学生ハンドボール
得点を重ね攻撃の核となった相葉奏翔選手(T―SQUARE)

第36回全国小学生ハンドボール大会の決勝が6日、田辺中央体育館で行われ、男子の部で地元のT‐SQUARE京都(開催地代表)がHC宮田(富山県代表)を20‐17で下し優勝―全国43代表の頂点に立ち「世代最強」の冠を戴いた。
それぞれ準決勝を勝ち上がった両チームが同日に対戦する、男・女通じてファイナルとなったこの試合。
Tスクエアが先制したが、互いに譲らない一進一退の攻防は続いた。
宮田の山崎輝良・瀬戸健太、Tスクエアの梅本大誠のキーパー3人はナイスセーブを連発。
前・後半合わせて10得点を挙げた濵下廉(宮田)をはじめ、Tスクエアの相葉奏翔・奥村凌平も負けてなるものか―と、5得点の活躍ぶり。

全国優勝を成し遂げたT―SQUARE京都男子に熱い声援

選手一人ひとりが意地と粘りを見せ、日ごろ鍛えたチームワークを発揮したファイナルは、Tスクエアが最後の瞬間までリードを守り抜いた。
昨年、あと一歩で届かなかった日本一の座にたどり着いたTスクエア。
終了を知らせるブザーの鳴動とともに歓喜に沸いた選手と応援席…胴上げシーンに会場から盛んな拍手が送られた。
女子の部は富岡ラビッツ(群馬県代表)が41チームのトーナメント戦を制した。