3万3000人来場、大にぎわい/JOYO産業まつり
岩見・城陽商議所会頭(左から2人目)らがオープニングのテープカット

第44回「JOYO産業まつり」が3日、文化パルク城陽で開かれ、約3万3000人もの市民でにぎわった。テーマは「未来に向かって、進めようJOYO」。2020年、21年とコロナ感染拡大防止のため中止としたが、昨秋に復活。再開2年目となった今回は、絶好の秋晴れに恵まれ、開始前から市民らが会場を埋め尽くした。ゲストに、ものまねタレント「ビューティーこくぶ」や、高い歌唱力で地元を中心に活躍する「TAKESHI」を迎え、水上ステージでは、里の西保育園、佐伯・白鳥・芽生えの各幼稚園、踊屋本舗・響などの実演が繰り広げられ、全国各地の名産品を集めた『いいもの発見フェア』も大盛況だった。
市内の商工業者の元気さを広くアピールする「文化の日」のイベント・JOYO産業まつり。11月3日は〝晴れの特異日〟として知られ、この日も絶好の日和に恵まれた。
オープンを待ちわびた市民らが詰め掛けた開会セレモニーでは、城陽商工会議所の岩見悦明会頭、奥田敏晴市長、小松原一哉市議会議長らが華々しくテープカット。
会場では、城陽のまちを盛り上げる『五里ンジャー』が練り歩いた。

全国の名産品を集めた「いいもの発見フェア」

全国津々浦々の名産品を集めた『いいもの発見フェア』は、「全国を旅しなくても都道府県の名産品が一会場で手に入る」と、ファミリー層に人気。先着300人は、縁joy!の500円クーポンが使えるとあって、レジには行列ができた。
また、大会議室では、NPO法人京都スポーツ・障がい者スポーツ推進協会の運営協力で『やってみよう!あそびたいけん』が開かれ、東京パラリンピックを契機に競技熱が高まる「ボッチャ」に熱中するシーンも。さらに、ロビーでは『バーバリウムをつくってみよう』も人気を集めた。
このほか、プラムホールでは市音楽団演奏、王様戦隊キングオージャーショー、市文化協会ステージ、おかげ踊りを広める会が出演。4年ぶりに市技能功労者・優秀技能者表彰式も行われた。
ふれあいホールでは、近畿砂利協同組合(桧原信司理事長)による「砂で遊ぼう!砂絵づくり」。さらに、「プラネタリウム」では、文パルの指定管理者・公益財団法人城陽市民余暇活動センター(井関守理事長)が「音楽と星空」が投映された。
文パル屋外では国内姉妹都市・鳥取県三朝町の「足湯コーナー」や市民有志でつくる友の会による特産ナシの販売も大好評。地元事業所・団体・行政など39ブースがテントを並べ、午後3時の閉幕まで大いににぎわった。