「健幸」数値を測ろう/宇治田原
実際の年よりずっと若い血管年齢の数値にニッコリ

自分の身体を知ろう…という『健幸』測定会が1日、宇治田原町総合文化センターで開かれた。
好評だった昨年5月、8月に続く3回目の測定会。「数値の変化も知りたいわ」と、この日も71人が参加した。
町内在住の65歳以上が対象で、町の福祉課と健康対策課が測定したのは血圧、握力、骨密度、認知機能など8項目。
血のサラサラ具合いなどから判定する血管年齢チェックでは、実年齢より若い数値にニッコリ、悪い数値にガックリ…と表情が分かれた。
また、イスに座った状態から目標に向かって歩いて回転・元のイスに座るまでの動作を調べてバランスや下肢筋力を見るTUGテストも行われ、これら測定値をもとに保健師が最適な改善方法を紹介した。
このほか、健康運動指導士の城楽真紀さんが「認知症予防×運動」と題して「脳と身体のWケア」術を伝授。会場では「来年度も開いてね」との声が聞かれた。