知事と地域振興・未来をトーク/井手
トークには井手町住民や京都産業大生が参加した

井手町の地域振興交流拠点「テオテラスいで」で12日、第92回「西脇知事と行き活きトーク」が開催された。
西脇隆俊府知事が府内を巡り、現場の声を聞き地域活性化について対話する企画。府広報番組『あったか京都!』(KBS京都)の収録を兼ねた。
この日会場に到着した西脇知事は、物販コーナーで町内の出荷者らと対話。飲食コーナーでも来店者と話し、「テオテラスいで」の魅力などを聞いた。
トークでは、京料理魚又4代目の辻井茂弥さん、同施設に出荷している農家の小川恭子さん、同施設統括責任者の西島誉晃さん、京都産業大学経済学部大西ゼミ3回生(井手応援隊)の中田美帆ゼミ長・白水大雅副ゼミ長が参加した。

出荷者と話す西脇知事(左)

知事が同施設の存在感を聞くと、西島さんは「当初は町内からの来客が多かったが、最近は城陽市・久御山町・京田辺市など、府南部エリアから来ている人が多い。城陽のお酒なども置いており、南部エリアの商売の場所としていい」と応じた。
京産大の白水さんは、むすび家ideで行っている「寺子屋」に触れ、「子供たちが明るい」と井手町の魅力を紹介。知事が、ドイツで子供だけでまちづくりを行う取り組みがあることから、京都でも商店街などの協力を得て同様の取り組みができないか考えていると話したのを受け、中田さんは「町内では子供だけでマルシェをという考えもある。土台になるのでは」と展望した。
放送は4月22日(月)午後7時30分から。