ペットボトル再生で協定締結/城南衛管とコカ・コーラ

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構成3市3町(宇治市、城陽市、八幡市、久御山町、宇治田原町、井手町)のごみ処理行政を担う城南衛生管理組合(管理者=松村淳子宇治市長)と、コカ・コーラボトラーズジャパン㈱(カリン・ドラガン代表取締役社長・最高経営責任者)=東京都港区=は28日、同社京都工場=久御山町田井新荒見=で「持続可能な資源循環型社会の形成推進に関する協定」を締結した。同組合は、2021年11月にサントリープロダクツ㈱とも協定を結び、使用済みペットボトルを回収・リサイクル処理した上でぺットボトルとして再生し、飲料容器として用いる「ボトルtoボトル」を展開。新たなパートナーとともにペットボトルのリサイクル事業を今年4月から展開することになった。
同社は2030年までにすべてのペットボトルを100%持続可能な素材に切り替えることなどを骨子とした「容器の2030年ビジョン」を掲げ、着実な容器回収・リサイクルスキームの構築に取り組んでいる。今回、国内でのペットボトルの循環利用への貢献を目指し、同組合にリサイクル事業への参画を要望した。同社にとって同様の協定締結先は、これで35自治体、3組合となった。
この協定締結により、同組合に搬入されたペットボトルが再原料化された後、再び同社製品の容器として利用される。また、近畿圏で唯一、工場見学ができる京都工場にボトルtoボトルについて学べるブースを設けるほか、管内の清掃活動、分別について楽しく学べるイベント企画でも協働する。
この日の締結式には、松村管理者、信貴康孝副管理者(久御山町長)、同社の計良裕一サスティナビリティ戦略統括部長らが出席。松村管理者と計良部長が互いに署名した協定書を取り交わし、協定を結んだ。
松村管理者は「ボトルtoボトルを広めるには地域全体での取り組みが必要。これを機に循環型社会へ向け、一歩ずつ歩みを進めていきたい」と挨拶。
計良部長は「キャップを取り、ラベルをはがし、中をすすぎ、きれいな状態で出すことがリサイクルを推進する上で重要」と消費者に協力を呼び掛けた。
信貴副管理者は「協定締結でさらなるリサイクル意識の向上が期待できる」と述べた。
管内における2022年度のペットボトル搬入量は1081㌧、資源化率は89%。資源化率は19年度の84%から年々向上している。

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