インクルーシブ遊具お披露目/西宇治公園
新しくできた西宇治公園のインクルーシブ遊具

宇治市の西宇治公園=小倉町蓮池=の複合遊具が更新されたことを受け、22日、子供たちによる除幕と遊び初めが行われた。
新しくなった複合遊具は、縦横7・5㍍×8㍍、高さ2・4㍍の大きさ。ユニバーサルデザインに配慮したインクルーシブ遊具で、障害のある無しに関わらず、一人ひとりのペースで遊べることを目指している。
すべり台の幅は2・8㍍あり、2人が同時にすべることができる。頂上部に持ち手があり、降り始めに体を支えられる。
出入口や手すりが多いのも特徴。周りの地面はクッション性のあるゴムチップ舗装で、車いすが動きやすい。
除幕の前に松村淳子市長は、「誰もが一緒に遊べる遊具。仲良く遊んで」と集まった子供たちを前に挨拶した。除幕では、こひつじこども園の年長組園児や、この日を待っていた近隣の子供たちがひもを引いた。
お披露目を終えるとさっそく子供たちが遊び、園児らは地域子育て支援拠点「ひあ にしおぐら」のメンバーらが提供したゲームを楽しんだ。