桃の並木道 春を彩る/宇治市槇島町の巨椋池干拓地

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宇治市槇島町の巨椋池干拓地の幹線排水路沿いで、桃の並木が白やピンクの華麗な花を咲かせ、春の季節を彩っている。
巨椋池干拓地の環境保全や排水路の美化活動に取り組む「巨椋水辺づくりプロジェクト」(辻昌美代表)が2011年に植樹したもので、近鉄踏切から下流250㍍の水路敷に、ハナモモの樹約80本が並ぶ。
以前は不法投棄に悩まされていた場所だが、有志の取り組みが功を奏し、現在では地元民に知られる定番の散歩コースに。5~6分咲きになった2日には、家族連れが「ミニ花見」を楽しんだり、散歩で訪れた人がカメラを向けたりして楽しんでいた。
ハナモモは、八重桜のように丸く大きな花弁を付けるのが特徴。雨に強いため、見頃は来週いっぱい続く見込み。

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