
宇治署と木幡小学校は、児童が考案したイラストと標語を載せた交通安全のステッカー(30×100㌢)を制作し、学校周辺の電柱など9カ所に設置した。
地域の安全・安心に関わる様々な団体が警察・行政と連携し、地域の実情に応じた防犯活動に取り組む「府民協働防犯ステーション活動」の一環。注意喚起の電柱幕はどの地域でも見られるが、子供の視点からPRし制作したものは宇治市内で初めてだという。
文言は「まわりを見て運転しよう」「見つけてね小さな子どもがかくれてる」の2種で、ドライバーに安全走行をアピールする。文字も絵も子供たちが描いているため、手作り感が満載だ。
今月4日の午後1時ごろ、制作に携わった児童ら15人と地域ボランティアが学校西門付近に集まり、宇治署交通課による安全教室を受けた。
続いて、同署の安井克浩地域課長らがステッカーを設置し「登校班の上級生たちが、危険な箇所を選んでくれました。これからもみんなが安全に登下校できますように」と話した。