
京田辺市立培良中学校(家村隆宏校長)で22日、「e‐スポーツ活動の成果発表会」が行われ、1年生6人が動画を交え堂々とプレゼンテーションした。
生徒の活動に役立てて―と昨秋、京都田辺ロータリークラブ(加藤由紀子会長)がディスプレイやチェアなど約100万円分の備品を寄贈。
この日は同クラブ会員や市教委職員を招き、「住んでみたいまちづくり」をテーマにグループに分かれ取り組んだビデオゲーム「マインクラフト」の成果を披露した。
同クラブ青少年奉仕委員の小川英寿さん進行のもと、加藤会長は「私たちが想像できない学び。発表は改善の機会になる」、片山義弘市教育指導監は「リーダーシップや協調性を育み、主体的に学んで」と挨拶。
生徒はそれぞれ取り組んだ3つの仮想空間でのまちづくりを説いた。
森や海、住宅を作り上げ、「ハーフブロックを用いて、橋の欄干や船など港町の雰囲気を増した」などの工夫を強調。
学校選択制を取り入れる同校特色化の一つであるe‐スポーツは、美術将棋部の活動の一環。
担当する那須野隆治教諭は「一人で出来ないことも、複数のグループで協調してできる。大会やコンテストに出場したい」と見据える。