シダレ梅 春待ち焦がれ/三室戸寺

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宇治市菟道滋賀谷の西国十番札所・三室戸寺(伊丹光恭住職)で、華麗なシダレ梅を集めた梅園が完成した。4日、報道関係者向けに限定公開された。
同寺は四季折々の花が境内を彩る「花の寺」で知られる。アジサイやツツジは全国屈指の規模で、例年ゴールデンウィークから梅雨時にかけて訪れる人を魅了する。

■オープンは来年までお預け
観光客が少ない春先に新たな見どころを…との思いで昨年から工事を開始。今春からのオープンを予定していたが、新型コロナ問題により一般公開は来年までお預けとなった。
駐車場から見える高台の斜面、約7000平方㍍の敷地に250本のシダレ梅を整備。赤、白、ピンクの花々が、待ち焦がれるように咲き誇っていた。
伊丹住職は「今年は公開できず残念。来年2月末に開園予定です」と話す。1年後、多くの人々が美しい絶景を味わえるよう祈るばかりだ。

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