地域活動拠点の完成祝う/宇治市・白川集会所

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宇治市の白川区(小島確二区長)が新築した白川集会所(白川宮ノ前)の竣工式が3日に開かれ、住民ら約30人が地域活動の拠点、災害時の一時避難所の完成を喜んだ。地域の課題を踏まえ、住民と行政がともに汗をかいた結晶で、市民協働の推進を掲げる市にとって、まさにモデルケース。敷地内には平和の象徴のサクラ『陽光』が4本植えられ、末永く住民に愛される集会所となることを願った。
地域には公立の白川集会所があったが、1981年竣工と老朽化し、耐震強度も不足していた。耐震化を検討する中で、白川区として新築案が持ち上がり、市街化調整区域内での新築、白川金色院跡の埋蔵文化財調査など様々な課題がある中、関係各所の協力を得て一つずつハードルをクリア。土地は所有者である古川悦子さんが「地域のために」と無償提供してくれたほか、建築費用の約9割に市などの補助金が活用された。

竣工式典で挨拶を述べる白川区の小島区長

新しい集会所は約770平方㍍の敷地内に立ち、延床面積は約180平方㍍。敷地内には、平和の象徴であるサクラ『陽光』4本、市の木イロハモミジ3本が植えられた。
この日は集会所前で小島区長、白川区まちづくり協議会の石川楢一会長、古川さん、松村淳子市長、堀明人市議会議長の5人がテープカット。室内に移動後、式典が開かれた。
小島区長は「安心・安全な場所、金色院跡ということで、この場所を選び、古川さんに相談すると、寄付という思いがけない返事を頂いた。資金繰りなど課題があったが、市自治振興課の惜しまぬバックアップで無事にゴールインできた。皆さんの協力に感謝申し上げる。地域で新しい集会所を盛り上げたい」と挨拶した。
来賓の松村市長は「第6次総合計画がスタートし、市民との地域づくりが大きな柱。地域の課題を自分たちで考え、市と協働する取り組みを進められた。市が目指す地域活動のお手本になる」と取り組みを評価し、続けて堀議長も祝辞。市民協働推進課の本間雅人課長に関しては、司会を務めた北村彦治副区長が「我々の同志」と紹介した。

土地提供者の古川悦子さんに感謝状を贈呈

土地提供者の古川さん、工事を請け負った㈱小西工務店(小西敏博社長、宇治市神明)には小島区長が感謝状を贈呈。服部正白川区顧問(市議)がお世話になった方々を一人ずつ紹介して謝辞とした。
なお、新築に伴い公立の白川集会所は廃止された。

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